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シゲキジン第2弾は、今は昔〜な「70s洋楽ロック」のいちばん〝学究的に触れられる機会の少ない〟部分=〝チャラくてあやしくて、イカしたロック〟のエッセンスに肉薄せんと……ギミカルなショックロックで世界を制覇したキッス!/ギャルバンの始祖、ザ・ランナウェイズ!、そして(ジェネシスでひとり仮装に興じていた)ピーター・ガブリエル、の3大トピックに正面から振り返ってみた一冊。
Z世代には伝わりづらいアナクロな題材を「存命中に書き残しておかないと……」という謎の使命感から歯を食いしばって執筆。70sロックを「悪趣味」「悪目立ち」の側面から振り返った奇書。【残部僅少】につき、品切れ前にぜひお買い求めください!
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[目次]
エッセイ①●キッスと〝ギミック〟とボブ・エズリン──『地獄の狂獣 キッス・アライヴ(Alive)』+『地獄の軍団(Destroyer)』
■コラム①:見世物としてのロック:〝ショックロック〟の世界へようこそ!
■コラム②:ボブ・エズリンを知っていますか?
エッセイ②●ガールズロックの源流、ザ・ランナウェイズの栄光と影
■コラム③:まだまだいるぞ、ザ・ランナウェイズ以前の主要〝ガールズバンド〟あれこれ
■コラム④:ロックの国の#MeToo運動:ザ・ランナウェイズをめぐる性暴力問題
エッセイ③●コスプレ・シンガーから、カリスマ・アーティストへ──ピーター・ガブリエルの初期キャリアを巡って
■コラム⑤:ピーター・ガブリエルの最初期ソロ・アルバム4枚:解題
■コラム⑥:(PGと前後して)「アーリー80s」を牽引した、野心的アルバム8選
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【サンプル原稿】
■はじめに:チャラくてあやしくてイカしたロックの秘訣(抜粋)
名ディスクガイド『ワールド・スタンダード・ロック』(ソフトマジック、2002)に収録された、エアロスミス『ロックス』(1976)のレビュー内で、著者の鈴木惣一朗氏はこんな指摘をしていました。
「60年代のロックバンドは一種の集団(コミューン)感があったけれど、70年代に入ると、やおらテーマパーク感が出てきた(大意)」。
ロックビジネスが成熟してゆくなかで、まずバンド・ロゴを決め、各メンバーのキャラクターがあらかじめ設定されるような感じ。ミュージシャン本人が他のミュージシャンを『ミュージック・ライフ』的に意識する、みたいなフェイク感。たしかにデビュー当時のザ・ランナウェイズには、各メンバーがめざしていた「憧れの対象」が措定されていた、みたいです。
*シェリー・カーリー/デヴィッド・ボウイ
*ジョーン・ジェット/スージー・クアトロ
*リタ・フォード/リッチー・ブラックモア+ジェフ・ベック
*ジャッキー・フォックス/ジーン・シモンズ
*サンディ・ウェスト/ロジャー・テイラー
こんな按配です。
極私的に過ごした多感な時期(十代の過半)が〝70年代〟に相当するがゆえ、軽音楽(この言葉自体が死語となって久しい気もしますが)界隈での一大潮流も、当時の人気ロックバンドやミュージシャンの栄枯盛衰に大きな影響を受けたことは、もはや隠しようもない事実。ならばその「70年代のロックバンドやミュージシャンについての思い」のありったけを、時間と紙幅が許す限りで盛り込んだのが、この『Shigeki-Zine [2022]』です。
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